虐待はabuse、相手を「人の道に外れた仕方で(ab)」「利用する(use)」という2重に悪い行為です。Good is for Life (いのちを伸ばすことが善), Bad is agaisnt Life (いのちに背くことが悪), Evil kills (殺すことは邪悪)。すべての宗教はBe good! と教えていて、Godは最大の善という意味です。虐待は悪そのもであり、殺戮にさえ繋がる邪悪な心と行為です。人間にはエゴ(我)があり、「手」に「矛(刃物)」を持つという漢字です。本能の中心は自己保存、誰しも「寄らば切るぞ」の衝動を秘めています。「ほんのう」は濁れば「ぼんのう(煩悩)」となり、貪欲·瞋恚(怒り)·愚痴の三毒が心身に溢れて、体を患い心を悩ませます。『観無量寿経』にはアジャセという王子と父親の虐待·父殺しのエピソードが説かれていて、家族における虐待が悪業·煩悩の最たるものと説かれています。「岡田式AC判別法®️」とサークル・ダルメシアン活動が世の中から虐待をなくしていくことを、仏法の立場から応援させて頂きます。